ロードバイクの保管場所・方法は室内がおすすめ【盗難】

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デリケートで高価なロードバイクは保管場所に気を配る

「自転車は駐輪場に置いておく」こんな考えだと、デリケートで高価なロードバイクを所有するのは厳しいでしょう。

高価なロードバイクは、常に盗難リスクを抱えていることを知っておくべきです。

またロードバイクを風雨にさらしていると、あっという間に劣化してしまいます。

そこで今回はロードバイク保管場所保管方法について紹介していきましょう。

ロードバイクの保管場所・方法は室内がおすすめ【盗難】

ロードバイクを屋外駐輪場で保管するリスク

ロードバイクを駐輪場に置くとそれだけで目立ちます。目立てば当然、盗難イタズラに遭うリスクが高まります。

ロードバイクはひとつひとつのパーツに価値があるので、バラバラにしてしまえば盗品だとバレずに売ることが可能です。

普通のママチャリだと車体を丸ごと売っても二束三文にしかならず、しかも防犯登録などで足がつきやすいので泥棒は盗難したがりません。

しかしロードバイクは簡単にバラせるので足がつきにくく、お金になるので泥棒から狙われやすいという欠点があります。

そんなロードバイクを長時間、屋外の駐輪場に停めておくのは、わざわざ盗んでくれといっているようなものです。

ロードバイクを屋外保管するときのもうひとつの問題が劣化です。

風雨による錆や汚れ、紫外線による劣化はロードバイクに想像以上のダメージを与えてしまいます。

カバーを掛けずに一週間屋外に駐輪しただけでも、姿かたちが激変することもあります。

しかし屋外の駐輪場しか保管場所の手段がない場合は、万全の対策をとることが必要です。

自転車用のカバーを掛けたり、駐輪場の柱などの固定物に2ヶ以上の鍵で固定するなど、考えられることはすべて行うべきです。

それでも盗難やイタズラのリスクや劣化から免れることはできません。

ロードバイクの最適な保管場所は室内

大切なロードバイクを保管するなら室内保管が一番安心できます。

ガレージがあったり、家の中にロードバイクを置くスペースがあればそこで保管するのがベストです。

でもマンションやアパートだとロードバイクを置く場所がない方が多いかもしれません。

そんなときは空間をうまく利用することで、ロードバイクを室内保管する方法があります。

室内空間をうまく使ってロードバイクの室内保管を実現する

ロードバイクは掃除してから室内に持ち込むようにしましょう。

特にタイヤが汚れたまま室内に入れると床を汚したり、衛生面から見てもよくありません。

気になる人はマットなどを敷いて、その上にロードバイクを置くようにします。

ロードバイクを床に置くスペースがあるときは、リアハブを固定するスタンドがあると便利です。

ロードバイクを室内保管するためのスタンド

ミノウラ DS-30BLT

ロードバイクの保管場所・方法は室内がおすすめ【盗難】

カンパニョーロ、フルクラムなど、幅広クイックレリーズを採用したホイールには専用のスタンドが用意されています。

ミノウラ DS-30CFB

ロードバイクの保管場所・方法は室内がおすすめ【盗難】

壁などにロードバイクを立てかけておいてもいいですが、意外と不安定だったり、なにかの拍子に引っ掛けて倒してしまうことがあります。

このスタンドを使えば安定して立てておくことができて、少しぐらいの地震でも倒れないので安心です。

使わないときは折りたためるので収納場所にも困りません。

ロードバイクを吊るして保管する

天井と床に突っ張り棒のようなバイクスタンドを設置すれば、床の面積を犠牲にすることなくロードバイクを保管することができます。

ミノウラ バイクタワー20

ロードバイクの保管場所・方法は室内がおすすめ【盗難】

この天井突っ張り式バイクスタンドを使えば1台分のスペースに2台(オプション追加で最大4台まで可能)を吊るして保管できます。

我が家でもこのバイクタワー20を使っていますが、壁から50cmくらいのところにロードバイクを2台置くことができて非常に重宝しています。

5年以上このタイプのバイクスタンドを使ってロードバイクを吊るしていますが、地震で倒れたことは一度もないので信頼性は高いようです。

ロードバイクを室内保管すれば常にキレイな状態を保つことができます。

また頻繁な整備やメンテナンスを要求されるロードバイクなので、室内保管していればいつでも好きなときに整備できる点は大きなメリットです。

もしこれからロードバイクを買おうとしている初心者の方は、室内保管用のスタンドを一緒に購入することをおすすめします。

ロードバイクを所有すると分かると思いますが、常に目が届くところに置いてあると安心しますよ。

 

ロードバイクブームに伴って盗難台数が増えていて、そのほとんどが屋外駐輪場での被害です。ちょっとした知識と工具があれば数分でバラせるロードバイクを盗難から守るなら、室内保管しか方法がありません。ロードバイクはたかが自転車とはいえない値段なので、自衛策を万全にする必要があります。