健康に良いサイクリングの効果を知っておこう part.2

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この記事の目次

抗酸化作用を高め、健康な体を保つ

私達人間は酸素がないと生きていけません。人間の体内では、ある一部の分子と酸素が結びつき、活性酸素という老化の原因と考えられている物質に変化します。

誰もが若いときには活性酸素の働きを妨げる抗酸化作用を持っていますが、40代を越えた頃からその効果が衰えてきてしまいます。

日頃から定期的に自転車に乗っている人ほど、一般の人に比べて高い抗酸化能力を持っていることが研究で証明されています。

自転車に乗って抗酸化能力を高めていつまでも若い健康な体を保ちましょう。

余計な脂肪を落としてスリムな体になる

私達が食事で摂取した脂肪は血液で運搬され、筋肉で燃焼されています。

ところが燃焼せずに余った脂肪はお腹周りや背中などに体脂肪として蓄えられたり、血液中で漂って血管を詰まらせる原因になったりします。

脂肪を余らせずに燃焼させるには体内に充分な量の酸素を取り入れながら、体の大きな筋肉を動かし続ける有酸素運動が効果的です。

代表的な有酸素運動には自転車の他に水泳やエアロビクス、ウォーキングにジョギングなどがあります。

有酸素運動を続けることにより余った脂肪を燃焼させてスリムな体型にすることが可能です。但し、運動量以上の食べ過ぎにならないように気をつけましょう。

心肺機能を有酸素運動で高める

有酸素運動をすることで肺に大量の空気が送られ、心臓の持つポンプ作用で全身くまなく隅々まで血液が送られるようになります。

有酸素運動を続けていくことで心肺機能が高まり、運動を始める前より呼吸の乱れがなくなったり、長時間に渡って運動することができるようになります。

これらの理由は呼吸や循環器系が発達したことにより最大酸素摂取量が増加したためです。

最大酸素摂取量

体重1kg当たりで1分間に摂取できる酸素量の最大値。持久力やスタミナを表す数値として用いられ運動を持続することで増加していきます。

最大酸素摂取量の値が高いほど運動しているときの全身持久力に優れており、健康面においては生活習慣病の発生率が低くなると言われています。

サイクリングでストレス解消

現代はストレス社会と言われ、人間関係や仕事など様々な悩みを抱えて生活をしています。

サイクリングをすると精神状態が良好な状態になり、周囲の景色を見ながら風を切って疾走するのは気持ちが晴れやかになります。

また、抑うつ症状にも効果があることが最新の研究で証明されています。心や体の健康のためにもサイクリングを楽しみましょう!

自転車を趣味にしている人は見た目も体も若い人が多くいます。自転車の有酸素運動により体が鍛えられる効果もありますが、ストレス解消による心理的な効果も大きいと思います。自転車に乗れば食事も美味しくなり、より充実した生活を送れますよ。