クロスバイクでお尻が痛いときの改善・対策方法

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クロスバイクでお尻が痛いときの改善・対策方法に関する質問

クロスバイクに乗り始めたばかりの初心者です。

主に通勤や休日のサイクリングを楽しんでいますが、すぐにお尻が痛くなってしまいます。

具体的には乗り始めて数分で痛くなりだして、10kmを過ぎたころにはクロスバイクを降りて休憩しないととても走り続けられないほどに痛みが増します。

お尻が痛くならない方法や対策はありますか?

 

まずはポジションが合っているかを確認してください。

ある程度の走行距離と経験を積んでいけばお尻が慣れてきます。

また、パッド付きのレーサー(サイクルパンツ)を履いて、痛みを緩和することができます。

 

クロスバイクでお尻の痛みに悩む人は多い

薄くて固いクロスバイクサドルを見て「お尻が痛くなりそう」と思うかもしれません。実際にクロスバイクに乗り始めた人の多くがお尻の痛みに悩んでいます。

ところがクロスバイクで100kmも走ったり1日中でも乗り続けている人がいるのも事実です。すぐにお尻が痛くなる人と長時間乗り続けても平気な人には明確な差があるからです。

クロスバイクでお尻が痛いのはポジションが合っていないから

クロスバイクに乗るとお尻が痛くなるのは、薄くて硬いサドルに原因があると思っている人が多いようです。

しかしロードバイクのサドルはもっと薄くて硬いサドルが使われていて、100kmを超すようなロングライドも問題なくこなしています。

クロスバイクでお尻が痛くなる人の特徴は低いサドル位置です。

ママチャリと同じ感覚でハンドルよりサドルを低くして乗ると必ずといっていいほどお尻が痛くなります。

クロスバイクに跨って、両足がベタッと地面に着くようならサドルが低すぎです。片足つま先立ちになるくらいまでサドルを上げてみます。

そうすればハンドルとサドルの高さがほぼ同じくらいになって、体重がハンドルとサドルに均等に分散されてお尻の痛みが緩和されます。

この状態で乗ると今度は手が痛くなるかもしれません。そのときは肘を軽く曲げて腕の力を抜き、路面からの衝撃をいなすようにしてみましょう。

ポジション調整はこちらの記事も参考にしてください。

➤➤初心者が注意したいクロスバイクの乗り方

パッド付きのレーサーパンツを履いて衝撃を緩和する

パッド付きのレーサーパンツを履くことで、ある程度サドルからの衝撃を緩和することができます。

しかしロードレーサーのようなピッタリしたフォルムに抵抗を覚えるかもしれません。

その場合にはパッド付きのインナーパンツを履くことで普段着的な扱いが可能です。

クロスバイクに慣れてくればお尻の痛みは軽減していく

クロスバイクに乗ったときにお尻が痛くなるのはサドルのせいではないです。

多くの人が柔らかくて厚みのあるサドルに交換を試みますが、お尻の痛みは消えないようです。

クロスバイクはサドル、ハンドル、ペダルの3点に体重を分散させて乗る乗り物です。低いサドル位置で体重をドカッと掛けていたらお尻が痛くなるのは当たり前です。

まずはサドルの高さを上げて、正しいポジションに直してから乗ってみましょう。

正しいポジションに補正しても、1~2時間走るだけでお尻が痛くなってくるかもしれません。しかし何回か乗っているうちにお尻が慣れて痛みが少なくなっていきます。

走行中にお尻の痛みを感じたらダンシングをしてみたり、少し止まって休憩すれば痛みがスッと消えていくはずです。

しばらく乗ってお尻が鍛えられれば、100km越のロングライドも余裕でできるようになりますよ。

 

クロスバイクのサドルをママチャリのようなクッションが付いたものに交換しても無意味です。適切なライディングポジションに改善しない限りはいつまでも痛みは消えません。最初は少し痛くても走行を重ねるごとに慣れてきます。それでもまだ痛かったら別のタイプのサドルに交換してみましょう。