毎日の通学が楽になるクロスバイク
通学に使う自転車といえばママチャリが一般的ですね。進学を機に自転車を買い替えるのなら、クロスバイクがおすすめです。移動が速いクロスバイクなら毎日の通学が楽になりますよ。
スポーツ自転車であるクロスバイクを通学で使うには、ちょっとしたカスタムが必要です。
そこで今回は通学用クロスバイクの作り方やおすすめ車種について紹介していきます。

クロスバイクを通学仕様にカスタムする
スポーツ自転車であるクロスバイクには走るために必要なものしか付いておらず、そのままの仕様で通学に使うのは少し不便です。クロスバイクを通学で使うには必要な機能やパーツを補う必要があります。
自分の存在をアピールするライト
早朝、夜間に走行することが多い通学自転車にはライトが必須です。クロスバイクにはライトが付いてこないので別途購入しなければなりません。
道路交通法上でも自転車にライトを装着することが義務付けられています。必ずヘッドライトとテールライトを用意してください。
参考記事:クロスバイクのテールライトの選び方・おすすめ【シートステー・取付け】
クロスバイクにカバンや荷物を載せる前カゴ
クロスバイクにはカゴが付いていません。部活の道具やカバンなどを載せるために前カゴが必須ですね。
クロスバイクには後付けの前カゴを装着します。いろんなデザインのものがあるので違和感なく取り付けられます。ワンタッチで取り外し可能なタイプなら荷物運搬用のカゴとしても使えますよ。
参考記事:クロスバイクに前カゴは必要なのか【後付け・おすすめ】
雨天時に備えて泥除けを付ける
通学でクロスバイクに乗るなら泥除けを付けておきましょう。泥除けが付いていないクロスバイクで雨の中を走ると、背中に一本筋の泥汚れが付いてしまいます。
通学には簡易タイプよりも本格的なフェンダータイプの装着をおすすめします。
鍵やロックで盗難を防ぐ
ママチャリの中にポツンとクロスバイクが駐輪されているととても目立ちます。大切なクロスバイクを盗難から守るには鍵選びが重要です。
通学でクロスバイクに乗るならチェーンロックとワイヤーロックを併用しましょう。チェーンロックを使って柱などに地球ロックして、前後輪にワイヤーロックを掛けて盗難を防止します。
参考記事:クロスバイクを盗難から守る鍵・ロックのおすすめ・選び方
通学におすすめのクロスバイク
GIOS (ジオス) MISTRAL

GIANT ESCAPE R3と人気を二分するGIOS MISTRALはイタリアの高級自転車ブランドながら5万円台で購入可能なコストパフォーマンスに優れた1台です。お求めやすい価格でありながら、主要パーツをシマノ製で固めているので信頼性は抜群です。お洒落なGIOSブルーで通学すれば注目の的ですね。
GIANT (ジャイアント) ESCAPE R3

世界的に有名な自転車メーカー「GIANT」がリリースするESCAPE R3は、定番中の定番といえるクロスバイクです。税抜き50,000円ジャストとかなり価格を抑えたクロスバイクですが、性能はもちろんのこと、装備もまったく問題ありません。カラーリングも豊富なので自分の個性を生かした色を選んでください。
Trek (トレック) FX1

Trekといえばロードバイク、クロスバイク共に高級なモデルをラインナップしている自転車メーカーです。しかしお求めやすい価格帯のクロスバイクもちゃんと用意されています。
Trek FX1は5万円を切る価格で購入できるクロスバイクです。価格を抑えている分、パーツのグレードは期待できませんが、太めのタイヤとしなやかなフレームで乗り心地のいいクロスバイクに仕上がっています。購入後、パーツ交換でステップアップするベースモデルに最適な1台です。
安いルック車に気をつける
ホームセンターなどで安価なクロスバイクが販売されています。しかしそれらはクロスバイクの形をしたママチャリであり、さらにママチャリとしても性能が低い自転車です。
安いものにはそれなりの理由があります。どんなに安くてもクロスバイクもどきのルック車に手を出すべきではありません。格安ママチャリも同様です。

お洒落な学生はクロスバイクのよさに気づき始めています。ママチャリよりも楽に移動できて、個性を演出できるクロスバイクに注目です。通学仕様に改造しても予算7万円程度で収まるリーズナブルさも魅力です。