健康に良いサイクリングの効果を知っておこう part.1

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この記事の目次

効率良く血糖値を下げて糖尿病を予防

あなたは健康診断で「血糖値が高めですので注意してください」と言われた経験はありませんか?

血糖値が高くなると糖尿病になりやすくなります。人間は食事を摂ると糖質を吸収し、血糖値が上がります。健康な人ならば、すい臓からホルモンの一種であるインシュリンを分泌することで血糖値を正常な値に戻していきます。

しかし、健康に問題がある人の場合、何らかの原因でインシュリンが上手く分泌されず、血糖値が下がらなくなって糖尿病の原因になります。

自転車でサイクリングすることを継続的に行うとインシュリンの働きが正常化され、糖尿病の予防になる研究結果が出ています。日頃から自転車に乗る習慣のある人は少ないインシュリン量で血糖値が効率よく下がるようになっていきます。

コレステロール値を下げて動脈硬化を予防

コレステロールには悪玉コレステロールであるLDLコレステロールと、善玉コレステロールであるHDLコレステロールがあります。

LDLコレステロール(悪玉)

血液がドロドロの状態になり、コレステロールが血管壁にへばりついて動かなくなったり、血管の細胞内に潜り込むことで血流が悪くなり、酷いときには詰まりを起こします。動脈硬化や心筋梗塞、狭心症などの原因になります。

HDLコレステロール(善玉)

血管の細胞に悪玉コレステロールが侵入するのを防止したり、血管壁にへばりついた悪玉コレステロールを除去してくれる働きをして血液をサラサラにしてくれます。

普段から継続的に自転車に乗り続けていると、善玉コレステロールが増加していくことで血流が良くなります。サイクリングを続けることにより生活習慣病である動脈硬化や心筋梗塞、狭心症の予防が期待できます。

免疫力をアップして強い体を作る

人間には細菌やウィルスなどから体を守る免疫力が備わっています。

しかし、免疫力が弱まるとちょっとしたことで様々な病気にかかりやすくなってしまいます。日頃から自転車に乗っていると体内のリンパ球が増加していき、免疫力が高まることで病気を寄せ付けない強い体を作り上げていく効果があります。

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自転車に乗って適度な運動を続けることにより体内のバランスが改善され、健康的な体を取り戻せることが科学的にも証明されています。自転車に乗れば汗をかき、気持ちもスッキリするので一石二鳥ですね。