この記事の目次
Continental Grand Prix GP4000Sに交換&レビュー
5,000km走行したGP4000Sの状態を見る
ロードバイクのタイヤが、そろそろ寿命を迎えたので交換してみました。
装着していたタイヤはコンチネンタルグランプリGP4000S(23mm)で、ホイールはカンパニョーロゾンダです。
ロードバイクのタイヤは、減り具合が分かりにくく交換時期の判断に悩みます。
しかしグランプリGP4000Sには、スリップサインのようなインジケーターが付いているので判断に迷うことがありません。
2つの丸い凹みが確認できます。
浅いほうのインジケーターが消えかかっていますが、およそ5,000km走行したタイヤです。距離的にはまだまだ使えそうに見えます。
しかし台形化が進んでいることとゴムの硬化でグリップ感が希薄になり、最近ではコーナリングやブレーキングに不安を覚えるようになりました。
他にも2年ほどの使用による経年劣化でトレッド面のヒビ割れが目立ってきたので、安全のため早めに交換することに決めました。
サイドからは布みたいなものが飛び出していますね。ケーシングの糸もほつれかかっています。
交換するタイヤとチューブはGP4000S2+マキシスウルトラライト
交換用に用意したタイヤは、同じコンチネンタル製のGP4000S2です。
GP4000S2は楽天で購入しました。
チューブはマキシスウルトラライトです。
マキシスウルトラライトは、ブチルチューブながら0.6mmの薄さで、ラテックスチューブ並みの軽さを誇る軽量チューブとして知られています。
36mmバルブ長で65gと抜群な軽さながらパンクに強く、普段使いできる軽量チューブです。
ラテックスを使いたいけど空気抜けやデリケートな取り扱いに不安を感じる人におすすめできるチューブです。
交換用タイヤはコンチネンタルグランプリ4000S2と、ミシュランパワーエンデュランスのどちらにするか、かなり迷いましたが、結局使い慣れたコンチネンタルを選ぶことにしました。
練習用タイヤとして重要な「パンクしにくさ」を考えるとGP4000S2に分があるからです。
サクッと交換完了です。カンパニョーロゾンダはリムフラップ不要なので、わずらわしい交換作業をしなくていいのがうれしいですね。
古いタイヤを外すときにタイヤレバーを使いましたが、新品タイヤ組み込み時にはタイヤレバーを使わず指の力だけではめることができました。
もちろんタイヤの内側とチューブに、タイヤパウダーを塗ってから組み込んでいます。
GP4000S2には回転方向の指定があるので、組み込み時に間違えないように注意しましょう。
ローテーションマークがかなり見つけにくいので探すのに一苦労するかもしれません。
コンチネンタルグランプリ4000S2に交換後のレビュー
交換後の感想ですが、やはり乗り心地が全然違います。
固いと言われているGP4000S2ですが、さすがに2年経って硬化したタイヤと比べると、新品タイヤの乗り心地は雲泥の差がありますね。グリップ感の良さや軽快感は言うまでもありません。
GP4000S2を組んで感じたのは、真円性が向上したというか、回転させたときの振れが極めて少なくなったことです。
GP4000ではタイヤの横振れ、縦振れを取るのに苦労した記憶がありますが、GP4000S2は簡単に振れが収まったので少しびっくりしました。
そのため走行中のバイブレーションが軽減して、スピードの向上や疲れにくさに繋がっているようです。