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ヘッドライトは日常的に乗ることが多いクロスバイクの必須アイテム
スポーツ自転車の一種であるクロスバイクですが、ロードバイクよりも日常的に使われることが多い自転車です。
しかしクロスバイクは、リフレクターと呼ばれる反射板は付いていても、ヘッドライト(フロントライト)は付いてこないので別途購入する必要があります。
夜間に走ることが多く、道路交通法上は軽車両に分類されるクロスバイクにはヘッドライトの装着が必須です。
ここではクロスバイク用ヘッドライトの選び方やおすすめを紹介していきましょう。
クロスバイクのヘッドライトの選び方
ヘッドライトには前方を照らすことを求められますが、車や周囲に自分の存在を知らせる役目も求められます。
クロスバイクはスピードが出るので、ママチャリのような暗いライトでは役に立ちません。
路面を充分に照らすことができる、明るいヘッドライトを選ぶようにしましょう。
ヘッドライトの明るさはルーメンで選ぶ
ヘッドライトの明るさを表す単位にはワットやルクスなどがありますが、自転車のライトでは多くのメーカーでルーメンを使っています。
ルーメンとは、光源から一定範囲内にどれだけの光が集まっているのかを示す単位で、明るさを選ぶときの基準になります。
クロスバイクで夜間走行する場合、街灯がある市街地なら100ルーメン程度でも足ります。しかし街灯がない郊外を走ることが多いようなら、200~300ルーメン以上あるヘッドライトを選ぶようにしましょう。
田舎道や山道の走行には高輝度タイプがおすすめ
街灯が全くない田舎道や山道などを走行するときには、通常のLEDタイプでは光量が足りません。路面状況が判断しにくくなるので危険です。
このようなシチュエーションで走行することが多い人は、LED光源が複数個あり非球面レンズを持つ照射ライトがおすすめです。できれば500ルーメン以上の明るさを持つ高輝度タイプを選びましょう。
バッテリー(電池)の種類もヘッドライト選びのポイント
クロスバイクのヘッドライトの電源には、バッテリー(電池)が使われていることがほとんどです。
バッテリーのタイプには充電式と電池式があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
充電式ヘッドライト
現在多くの自転車用ヘッドライトが充電式を採用しています。
軽量でパワフルなリチウムイオン電池を使用することで、明るさを確保しながら小型軽量化するなど扱いやすさが特徴です。
充電をスマホや携帯電話のように、USBポートを使って行うタイプが手軽でおすすめです。
出先などでのバッテリー切れを防ぐためには、こまめに残量チェックをして充電することが必要です。
電池式ヘッドライト
電池式のメリットは途中で電池切れしてもコンビニなどで乾電池を入手すればその場で交換できる点です。
電池の持ちの悪さもLEDライトやレンズ、反射材の性能が上がったために満足のいく性能となっています。
電池式のデメリットは電池代のコストですが、エネループなどの充電池を使えばコストを抑えることができます。
クロスバイクにヘッドライトを取付けるときの注意点
高輝度タイプのヘッドライトは正しい角度で装着しないと周囲に迷惑を掛けることがあります。
10m程度先の路面を照らせるようなやや下向きの角度に固定し、対向車や歩行者から見て眩しくならないようにしましょう
ブラケットと本体がワンタッチで取り外せるものは電池交換や充電が楽にできるのがメリットですが、クロスバイクに装着したままその場を離れると盗難されやすいのがデメリットです。
高価なヘッドライトを盗難から守るために、クロスバイクから離れるときはヘッドライトを取り外すようにしましょう。