この記事の目次
ロードバイク初心者がやってしまう間違い・勘違い
ロードバイクに乗り慣れていない初心者は勘違いしやすい
ロードバイクに乗り慣れていない初心者が間違った乗り方を覚えてしまうと、後々修正するのがとても大変です。
しかし周りにロードバイク仲間がいなければ勘違いしてることに気づかないかもしれません。
そこで今回はロードバイク初心者がやってしまう間違った乗り方について紹介していきます。
サドルを柔らかいものに交換する
ロードバイクに乗り始めてすぐに気になるのがお尻の痛みです。
ママチャリの柔らかいサドルと違って、ロードバイクに付いているサドルはとても固いので違和感を感じてしまいます。
ひどい人になると5分も乗っていられないかもしれません。それほどロードバイクのサドルは固いのです。
しかし、ある程度ロードバイクで距離を走り込むと、必要な筋肉が鍛えられてロードバイクに適した乗り方ができるようになってきます。
そうなるまでは多少の痛みは我慢して、できるだけロードバイクで走り込むべきです。
お尻の筋肉が鍛えられる前にどんなサドルに交換したところでお尻は痛いままなので、しばらくは今付いているサドルで走り込みましょう。
サドルを交換するのはお尻に筋肉が付いてからです。
サドルの固さが気になるときはレーサーパンツのパッドで調整します。
パッドの厚みや柔らかさである程度対応できるので試してみてください。
前傾姿勢がつらいからサドルとハンドルの距離を近づける
ロードバイク初心者は前傾姿勢に慣れていないので、サドルとハンドルの距離を近づけようとしたがります。
ショップがセッティングするポジションでも、初心者にはハンドルが遠い上に低過ぎて無理かもしれません。
しかし、お尻の筋肉同様にロードバイクに乗り慣れてくると前傾姿勢をとるのがつらくなくなって、より遠くて低いハンドル位置を求めるようになってきます。
そうなるまでは多少身体が痛くても走り込んで慣れるべきです。
状況に合ったギアを選択しない
ロードバイクで走っていると勾配や風向きなどが刻一刻と変化します。
軽すぎるギア、重すぎるギア共に、筋肉や心肺系にダメージを与えてしまって疲れやすくなります。
ロードバイクの変速は速度調整のために付いていると勘違いしている人がいますが、正しくは一定のケイデンスを保つために変速を繰り返します。
平地ならケイデンス90前後、登り坂ならケイデンス70前後になるように小まめに変速することで、身体への負担を軽減することができます。
重すぎるギアで頑張って踏み込んでいると膝を壊してしまいます。走行状況に合ったギアを選択して快適に走ってください。