ロードバイクを持ち上げるときにはチェーンリングに注意

ロードバイクを移動させるときには

ロードバイククロスバイクを家の中で保管している人は多いですよね。高価なロードバイクですからママチャリのように屋外の駐輪場へ置きっぱなしという人はあまりいないと思います。

ロードバイクを移動させるとき、通常は持ち上げて移動させます。このときにロードバイクの向きに気を付けて運ばないと後々面倒なことになる場合があります。

ロードバイクを室内で保管しているときにはチェーンリング(右クランク)を見えるように置いていますよね。チェーンリングはロードバイクの顔と言われるくらいですので、視覚的に楽しむためには見えるように置くのが普通です。

しかしそのままチェーンリング側からロードバイクを持ち上げて運んだりすると、チェーンオイルで衣類を汚してしまうことがよくあります。最悪の場合にはチェーンやチェーンリングで怪我をしてしまうことも。

ロードバイクを持ち上げるときにはチェーンリングの反対側、左クランク側から持ち上げるようにしましょう。

チェーンオイル汚れは強烈でなかなか落ちない

誤ってチェーンオイルが衣類やサイクルウエアに付着すると、なかなか落ちなくて難儀することになります。予め洗濯用洗剤を油汚れの上に直接染み込ませてから洗濯すればある程度は落ちますが、明るい色の生地の場合にはどうしても油染みが残ってしまいます。

そのような場合にはチェーンやスプロケットの洗浄剤としても有名なワコーズ フィルタークリーナーを直接油汚れに付けてから、使い古した歯ブラシなどで擦った後に洗濯すると高確率で汚れが落ちます。

WAKO'S(ワコーズ) フィルタークリーナー

WAKO'S(ワコーズ) フィルタークリーナー

もともとは自動車やオートバイの湿式エアクリーナーに塗付するためのエアクリーナーオイルを除去するものなので、自転車の油汚れの除去にも有効です。

もちろんロードバイクを室内に上げる前に泥や油汚れを落としますが、整備や移動で不意に油汚れを作ってしまった時には一度試してみる価値はあると思います。

なお、高価なサイクルウエアの場合には目立たない箇所で試して、生地や色合いに影響がないことを確認してからトライしましょう。