ロードバイクはホイールでガラリと変わる
同じフレーム同士でも、また違ったホイールを装着するとロードバイクの特性がガラリと変わります。それだけホイールの効果は大きいのです。
ホイールはリム材質やハブ、スポークの本数や組み方で様々な特性に仕上げることができます。
タイヤの構造によりクリンチャー、チューブラー、チューブレス対応があり、初心者のうちは選び方も注意する必要があります。
ロードバイク用ホイールの扱い方
ホイールには定期的なメンテナンスが必要です。ハブ内部にあるベアリングのグリス交換やカセットスプロケットの固定確認など様々な注意点があります。
フレームからホイールの外し方は、フロントはクイックレバーを緩めるだけでいいのですが、リアはチェーンをスプロケットから離す必要があります。ホイール交換はロードバイクでは必須なので何度も練習してマスターしましょう。
ホイールのメンテナンスは自分でもできますが、専用工具を持っていなかったり、グリスの交換方法が分からないなど自信がないときには、工賃が掛かりますが時期が来たら専門ショップにお願いしましょう。
リム材質に合ったブレーキシューを使用することも重要です。カーボンリムには必ず専用のブレーキシューを使用して、アルミリムで使用したブレーキシューを絶対にカーボンリムで使用しないようにします。
カーボンリムにアルミリムの破片が食い込んだブレーキシューを使用すると、ブレーキリム面を痛めてしまうので寿命を著しく縮めてしまいます。
ロードバイク用ホイールの選び方
近年は完組ホイールが人気です。完成車に多く装着されるシマノR500やコスパが高いRS-21が使用ランキング上位に入っています。
ヒルクライムには重量の軽いホイールが好まれますが、デュラエースがおすすめです。
ロングライドでは比較的重量があるほうが巡航が楽なことがあります。中古のホイールを選ぶ場合には傷や歪みはもちろんのこと、リム幅サイズが使用したいタイヤに合うのか確認することも大切です。
手組ホイールも根強い人気があります。手組の良さは自分の好みの特性に仕上げられることなので信頼できるホイールビルダーに依頼しましょう。
カンパニョーロやフルクラム、マビックなど各メーカーのコンセプトが明確に出るのがホイールなので大いに悩んで選択しましょう。