ロードバイクのハンドルをアルミからカーボンへ変える

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ハンドルを変えるとロードバイクの乗り心地も変わる

ロードバイクに入門したての頃は、乗り心地の悪さに悩む人が意外と多いようです。特にアルミフレーム特有の固さからくる金属的な振動で手のしびれに悩む人がいます。

厚手のグローブをすることで少しは振動を軽減できますが、夏場に分厚いグローブは現実的でありません。

そんな場合にはハンドルの材質を見直してみると良いでしょう。

ロードバイクのハンドルをアルミからカーボンへ変える

吊るしで売られているほとんどのロードバイクは、アルミ製のハンドルが標準装備されています。

これをカーボン製のハンドルへ交換することで劇的に乗り心地が改善されます。

カーボン製のハンドルは、ビリビリとくる細かい振動が感じられないので手に優しい乗り心地になります。

カーボンハンドル

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アルミフレームばかりでなくカーボンフレームでもカーボンハンドルの振動吸収性を体感できます。

カーボンハンドルは締め付けトルクに要注意

ハンドルだけに限らず、カーボン製品を取り付けるときには締め付けトルクの管理が重要です。

アルミなら過度のトルクで締め付けても潰れる程度で済みますが、カーボンの場合はある点を超えた途端に割れてしまい使用不可になってしまいます。カーボン製品の取り扱いにはトルクレンチが必須といえるでしょう。

ほとんどのステムには最大締め付けトルクが記載されていますのでトルクレンチを使用して規定以下のトルクで締めるようにしましょう。

トルクレンチ

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自転車の場合は自動車用のような大トルクのトルクレンチは必要ありません。およそ3~50Nm程度をカバーできるものがベストです。

ステムとハンドルの取り付けだけでなく、シートポストやボトムブラケットなど重要箇所での締め付けトルク管理にトルクレンチが必要となりますので、良いものを選ぶことをおすすめします。

感覚での手トルクで締め付ける人も多いようですが、どうしても締め過ぎる傾向になることが多いです。なによりも高価なパーツを壊してしまう可能性が高くなるので、ロードバイクにトルクレンチは必需品です。

アルミハンドルからカーボンハンドルに変えると全く乗り心地が違うことに驚いてしまいます。一度カーボンハンドルに慣れてしまうとアルミハンドルには二度と戻りたくありません。値段が少々高いのが難点ですが、投資するだけの効果はあると思います。