ロードバイクの練習をしよう
ロードバイクは普通の自転車と違いスポーツ自転車です。
読んで字のごとく乗ること自体がスポーツなので、乗りこなすにはトレーニングが重要になってきます。ロードバイクに乗り始めると、しばらくは体のあちこちに痛みが出ます。
これはロードバイクに適した筋肉を使えていないからです。
だからといって、闇雲に筋トレしても見た目がムキムキになるだけで、ロードバイク乗りには必要の無い筋肉が付いてしまいます。
ロードバイク乗りに合った練習方法で練習することが大切です。
ロードバイクの練習方法~乗り降りの仕方
まずは乗り降りの練習からです。
ロードバイクは走っている状態に合わせて乗車ポジションを決めているので、停止しているときは非常に不安定です。実際にロードバイクの事故や怪我は走行時より停止時に多く発生しています。
乗るときと降りるときはロードバイクの左側に立つようにします。クルマにはねられないためにも重要です。
次に右足を右ペダルに乗せます。
そして右足で漕ぎ始めたら左足を左ペダルに乗せて走ります。
止まるときには左足を地面に降ろしつつ、お尻をサドルの前に移動させます。右足はペダルに乗せたままです。
停止時には左足で体を支えるようにします。
これが乗り降りの基本です。練習場所は安全なところを選びましょう。
ロードバイクの練習方法~走行練習
最初の頃は時速20キロ出すのがやっとかもしれません。そして1~2時間、距離にして20Kmも走れば腕や脚はパンパン、お尻は痛い状態になってしまいます。
でも、だんだんと走行を重ねていくと30キロぐらいのスピードを出せるようになりますし、50Km走れたら次は100Km走ろうと頑張ることができます。
実際に走って練習するのが一番効果的です。
アップダウンのある山道も練習場所に最適です。登り坂の練習を重ねると心肺機能の向上が期待できます。それに見晴らしのいい景色やキレイな空気を胸いっぱいに吸い込んで走ると気分も爽快になります。
ロードバイクの練習方法~室内練習
仕事や雨の影響でロードバイクに乗れないときには、ローラー台を使っての室内トレーニングが有効です。
ローラー台には「3本ローラー」と「固定ローラー」があります。
どちらにも特徴があるので自分に合ったローラー台を購入しましょう。ちなみに私は3本ローラーと固定ローラーの両方でトレーニングしています。
ローラー台を上手く活用するにはトレーニングメニューが重要になります。運動強度や時間などを上手く設定したメニューを考えましょう。
また、ローラー台トレーニングでは走行用のリアタイヤをそのまま使うと磨耗が激しいので、ローラー台練習用タイヤを用意して履き替えたほうがいいでしょう。
練習用タイヤは耐摩耗性と低騒音性に優れています。練習用タイヤを使うのであれば、別途ホイールとカセットスプロケットが必要になります。
ロードバイクの練習方法~整備練習
ロードバイクでの走行中に様々なトラブルに見舞われることがあります。
最低でもパンク修理(チューブの入れ替え)やホイールの脱着、脱落したチェーン戻しくらいは自分でできるように練習しましょう。
走行中に仲間がいればなんとかなるかもしれませんが、単独走行で人里離れた場所でパンクなどをした場合は自分で直さないと帰って来れませんよ。
簡単な修理くらいはできるように練習しておきましょう。