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呼吸法を見直せばヒルクライムが速くなる可能性がある
ロードバイクやクロスバイクでヒルクライムに強くなる方法としては、脚力アップや心肺機能の向上を目指したトレーニングを重ねることでしょう。
しかしどんなに優れた脚力や心肺機能を手に入れても、呼吸法が正しくなければパフォーマンスを引き出すことができません。意外と意識されていない呼吸法を見直せば、ヒルクライムが楽になったり平地での巡航速度がアップするかもしれません。
ヒルクライムがきつくなってきてからの呼吸法が重要
激しい運動をすると呼吸が荒くなり激しくなります。これは身体がより多くの酸素を要求しているからですが、呼吸がきつくなり息が上がってくると連続運動ができなくなってしまいます。
このとき身体は有酸素運動から無酸素運動に切り替わりますが、このことを乳酸性閾値(LT)といいます。
LT付近でロードバイクに乗っていると、苦しくて呼吸が激しくなると同時に呼吸が乱れて効率が悪くなってきます。身体はもっと酸素を欲しがっているのに、間違った呼吸法をしているので必要な酸素を取り込めなくなっているからですね。
私も経験がありますが呼吸が苦しくなってくると息を吸うことばかりに気を取られ、息を吐いている時間が短くなっていることに気が付きます。しかし息をしっかり吐かないと多くの酸素を吸えないことはみなさんもご存知のことだと思います。
ヒルクライム中の呼吸は吸うより吐くことを意識する
ヒルクライム中に苦しくなってくると吸って・吐いてのリズムが早くなってきますが、吸うことばかりに意識がいって吐くことがおろそかになってきます。しかし前述したように苦しくなるばかりですね。
そこで意識したいのが『息を吐く』ことです。でも1回で吐き切ることは無理なので2回連続で吐くようにします。
『2回吐いたら1回吸う』このリズムで呼吸してみましょう。
たぶん最初の頃は相当に苦しくなると思います。それでも『2回吐いたら1回吸う』を強く意識しながら続けていけば、呼吸筋が鍛えられていくので段々と楽になっていくはずです。しばらくの間、頑張ってみましょう。
パワーブリーズプラスを使って呼吸筋を鍛える方法
そんなにロードバイクに乗る時間がとれない人はなかなか呼吸筋を鍛えられないかもしれません。そこでおすすめなのが『パワーブリーズプラス』を使ったトレーニングです。
自宅に居ながら正しい呼吸法をマスターして呼吸筋を鍛えることができるパワーブリーズプラスのトレーニング法は、毎日朝・夜の2回、30回の呼吸をするだけです。たったこれだけで呼吸筋が鍛えられ、高負荷での運動が楽になるというものです。
パワーブリーズプラスには負荷レベルに合わせて3種類があります。
・ウェルネス(軽負荷)
・フィットネス(中負荷)
・スポーツ(重負荷)
ロードバイクやクロスバイクである程度走っている人なら最も重負荷である『スポーツ』を選んでも大丈夫だと思います。
パワーブリーズプラスを継続的に続けることによりしっかりと効果が上がるようです。ヒルクライムが速くなる呼吸法のトレーニングにパワーブリーズプラスがおすすめです。