ロードバイクにおすすめなタイヤ選び【軽い・パンクしにくい・25C】

おすすめのロードバイク用タイヤ

ロードバイクのタイヤに求められるのは軽さ・耐久性・パンクしにくさ

ロードバイクをグレードアップするときに、最初に手を付けたいのが『タイヤ』です。

完成車に付属してくるタイヤは重くてグリップが低いものが多いので、軽量タイヤに交換するだけで驚くほどの効果を体感できます。

タイヤの交換によるチューンナップは比較的安くできることもおすすめしたいポイントです。

ロードバイクにおすすめなタイヤ選び2017【軽い・パンクしにくい・25C】

ロードバイクのタイヤ選びで知っておきたいポイント

ロードバイクのタイヤは、ホイールの型式やサイズに合ったものを選ぶ必要があります。

クリンチャータイヤ

完成車のタイヤで使われていることが多いクリンチャータイヤ(WO)は、内部にチューブを入れて使用します。いわゆるママチャリのタイヤと同じタイプです。

最も普及しているタイプなので様々な種類が販売されており、これまた数多く販売されているチューブとの組み合わせで幅広く特性を変えることができます。

パンクしたときの対処が簡単で修理費が安いというメリットはありますが、乗り心地が悪いというデメリットもあります。

しかし昨今では、カーボンホイールでもクリンチャータイヤを使用することが多くなり再び注目を浴びています。

チューブラータイヤ

チューブをタイヤで包む構造となっているチューブラータイヤは、レースでの使用率が高く、競技志向の強い人に愛用されています。

軽量で転がり抵抗が少なく、パンクした場合でも急激に空気が抜けにくいなどのメリットがあります。しかし一度パンクしてしまうと修理することが難しく、ほぼ使い捨てになる点がデメリットです。

また、タイヤ自体の価格が高価な点もマイナスポイントです。

チューブレスタイヤ

自動車のタイヤと同じ構造のチューブレスタイヤは、転がり抵抗が少なく乗り心地の良さがメリットです。

しかしながら使用率が低いために選べるタイヤの種類が少なく、高価な点がデメリットです。

自動車ではスタンダードなチューブレスタイヤですが、自転車の世界ではまだまだ未知数のようです。

 

ロードバイクのタイヤを選ぶときには、700×23Cといったサイズにも注意しなくてはなりません。

ロードバイクのほとんどが700サイズを使用しています。この700はタイヤの直径が700mmであることを示しています。

次の23Cはタイヤ幅と対応するリム形状を表しています。23Cなら23mm幅でC形リム対応です。

ロードバイクのタイヤといえば23Cでしたが、最近では転がり抵抗軽減を目的に25Cが使われることが多くなっています。

ロードバイクのおすすめタイヤ

様々なブランド、種類が販売されているロードバイクのタイヤですが、ここではクリンチャータイヤの中から軽くて耐久性がありパンクしにくい3種類のおすすめタイヤを紹介していきます。

コンチネンタル グランプリ 4000S2

コンチネンタルのグランプリ4000S2はクリンチャータイヤの最高峰と言われるほど信頼性・性能共に優れたタイヤです。

グリップが高いのに転がり抵抗が低く、安心して走ることができる高性能タイヤですが、とにかくパンクしにくい点が特徴です。

私もグランプリ4000S2を何度もリピートしていますが、未だかつて一度もパンクしたことがありません。

耐久性も高く上手く使えば1万キロ以上余裕で持つこともあります。

ミシュラン パワー エンデュランス

人気のあったミシュランPro4の後継モデルとなるパワーシリーズは、Pro4と比較して耐パンク性、転がり抵抗、グリップ力共に性能アップしています。

コンペティション・エンデュランス・オールシーズンの3種類がありますが、オールラウンドに使えるタイヤとしておすすめなのが『エンデュランス』です。

ネットでの評価が高いミシュランタイヤの中でも、特に高性能なパワーシリーズは多くのライダーが満足でき、一度は使ってみたいタイヤです。

ビットリア コルサ

ビットリア コルサは正直、高価なタイヤですが、しなやかで高いグリップ、転がり抵抗の低さは他のクリンチャータイヤとは一味違った感覚を味わえます。

軽量で乗り心地が良く疲れにくいタイヤですが、特化した部分が多いのでどちらかといえばレースでの使用に適したタイヤです。

ロードバイクはタイヤによってフィーリングががらりと変化します。

組み合わせるチューブによっても様々な特性を得られるので、走り違いを楽しむこともロードバイクの魅力のひとつです。

 

ロードバイクのタイヤは、交換直後の走り始めから違いが分かるほど影響力が大きいパーツです。多くの人が使っているタイヤはそれなりの理由があって愛用されているので、休憩中に他のライダーがどんなタイヤを使っているのかチェックしてみるといいですよ。