ロードバイクにはメンテナンスが必要です
乗りっぱなしで乗られることの多い普通の自転車と違い、 ロードバイクにはメンテナンスが必要となります。
速いスピードを出せて長距離も走れるロードバイクは、乗る前と乗った後のメンテナンスを日頃から行うことにより安心して走ることができます。
タイヤ、ブレーキ、チェーンなどを入念にチェックし、必要であれば交換することによって走行中のトラブルを未然に防ぐことができます。
また、1年に1回程度の頻度でロードバイク専門ショップでメンテナンスを受けて、全体のチェックや再調整を施してもらうのがいいでしょう。
大切なロードバイクを長持ちさせるためにも定期的にメンテナンスすることを怠ってはいけません。
ロードバイクのメンテナンスの注意点
まずはメンテナンススタンドを用意しましょう。メンテナンススタンドでロードバイクを自立させることによりメンテナンスがやり易くなります。
メンテナンススタンドとはこのような物です。
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ギザ WS-406 メンテナンススタンド 29インチ対応 後輪ハブ軸取り付けタイプ 【自転車】【メンテナンス】【ディスプレイスタンド】 |
高圧で使用するタイヤは走行前に必ず空気圧を測定して、必要なら空気を入れましょう。空気圧は高すぎると乗り心地の悪化や破裂の恐れがありますし、低すぎるとリム打ちパンクやホイールの変形につながります。
チェーンは常にキレイにしましょう。サビているとせっかくのロードバイクが台無しです。1日の走行後にチェーンをウエスで丁寧に拭きましょう。そしてほんの少しチェーンオイルを注しておきましょう。オイルの付けすぎは百害あって一利なしです。
ブレーキも重要なのでチェックしましょう。
片効きしていないか、ブレーキシューは磨り減っていたり異物を噛みこんでいないか、ワイヤーは切れかかっていないか、などを点検しましょう。
走行前毎の頻度で行うチェックポイント
ロードバイクに乗る前にいくつかチェックしましょう。
- 各部に緩みやガタがないかチェックする
- タイヤの空気圧チェック
- ブレーキのチェック
→前輪(後輪)を30センチくらいのところから地面に落として「ガタっ」や「ギシっ」と音がしないことを確認する。
→空気入れで補充する。タイヤ表面のひびや亀裂も目視で確認する。
→作動がスムーズか、片効きしていないか確認する。ブレーキシューやワイヤーの確認もする。
これらのことは最低限走行前に、5分間の点検を習慣付けましょう。
ロードバイクのメンテナンスをするには
まずはロードバイク各部のパーツ名称を覚えましょう。
ほとんどのパーツが英語なので多少覚えにくいですが、日本語に訳すと名称の意味や役割が分かります。簡単なメンテナンスを自分でできるようになれば費用も抑えられます。
メンテナンス方法の解説は、自転車雑誌やメンテナンスマニュアルなどの本や、DVDが発売されています。本屋さんには様々なメンテナンス関連書やDVDが並んでいますが、内容はどれも似たようなものですので好みで選べばいいでしょう。
工具も少しずつ揃えていきましょう。使う頻度は少ないですが、自転車専用工具も持っていると便利です。
ロードバイクは脚力さえあれば、自動車の法廷速度に近いスピードで走ることができます。スピードが速いので、ちょっとしたトラブルでも事故や怪我につながることがあります。
安全にロードバイクを楽しむためにもメンテナンスができるように勉強しましょう。