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クロスバイクで重要なチェーンメンテナンス
クロスバイクのチェーンは頻繁なメンテナンスを要求されるパーツです。
雨の中を走れば錆びてしまい、油が抜けて長さが伸びていくからです。泥だらけになったチェーンは抵抗になるだけでなくて、衣類を汚してしまいます。
チェーンは定期的なチェックやメンテナンス状況によって寿命が大きく変化します。
ここではチェーンに関する知識を紹介していきます。
クロスバイクのチェーンの洗浄方法
クロスバイクのチェーンメンテナンスの第一歩が「チェーンの洗浄」です。
泥や砂が付着したまま使い続けると、チェーンやスプロケットの寿命を縮めてしまうので定期的に洗浄しましょう。
チェーン洗浄機(クリーナー)を使う方法
チェーン洗浄機
チェーン洗浄機を使えば、クロスバイクからチェーンを外さずに手軽に洗浄できます。
洗浄機自体も比較的安価なので、一度試してみることをおすすめします。
クロスバイクからチェーンを外して洗浄する方法
チェーンを切る必要があって知識と技術が要求されますが、クロスバイクからチェーンを外して洗浄する方法がもっともキレイになります。
外したチェーンはブラシを使いながらパーツクリーナーや中性洗剤で汚れを洗い流していきます。
同時にチェーンリングやスプロケットも洗浄しておけば完璧です。
洗浄後は必ずチェーンに注油する
洗浄後のチェーンは無防備な状態になっているので、必ず注油しておきます。
チェーンオイル
チェーンオイルは付けすぎてもいけません。汚れを呼んで、飛び散ったオイルが衣類を汚すだけです。
オイルを塗付したチェーンを回転させながら、ウエスで余分なオイルを拭き取っておきましょう。
クロスバイクのチェーンの交換時期や交換方法
クロスバイクのチェーンを交換する時期やタイミング
クロスバイクのチェーンは、5,000kmほどの走行で寿命だといわれています。
走行条件や乗り方によって上下しますが、およそ3,000~6,000kmで交換することをおすすめします。
チェーンは使えば使うほど伸びていきます。
過度に伸びたチェーンを使い続けると、高価なチェーンリングやスプロケットの摩耗を早めてしまうので、適切なタイミングで交換しましょう。
クロスバイクのチェーンの交換方法
クロスバイクのチェーンを交換するときは「チェーンカッター」を使って切断します。
チェーンカッター
チェーンはアウターリンクとインナーリンクをコネクティングピンで繋いでいます。
切断するときはチェーンカッターを使ってピンを押し抜きます。
新品のチェーンを用意するときはチェーンの適合と長さに注意してください。変速段数が異なるチェーンは幅が合わないので使えません。
長さは一番長いもの(リンク数が多いもの)を買えば間違いないです。長いものは短くできます。
新品のチェーンはまず長さを調整します。1コマ1コマ数えてもいいですが、外したチェーンと並べてみれば最適な長さが一目瞭然です。
ただし外したチェーンは伸びているので、0.5~1リンクほど長くなっていることを考慮してください。
長さをカットしたチェーンをリアディレイラーに通して、チェーンリングに掛けてコネクティングピンで接続します。
交換後はリアタイヤを浮かせながら空転させて、変速が問題ないか確認しましょう。
クロスバイクのチェーンのメンテナンスを自分でやれば、愛着が深まるし節約にもなります。
しかし自信がない方はお店にメンテナンスを依頼してください。
