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ロードバイクのブレーキは定期的な調整が必要
高速で走るロードバイクは、ブレーキがしっかりしていないと安心して乗ることができません。
ロードバイクのブレーキは日頃の点検が大切で、定期的な調整・整備が必要です。
ロードバイクのブレーキは比較的簡単な構造なので、ポイントさえおさえておけば自分で調整できます。
ロードバイクのブレーキ調整は自分でできる
ロードバイクにはキャリパーブレーキが多く使われています。
ブレーキレバーを握ることでワイヤーが引っ張られてブレーキシューがホイールのリムを挟み込み、その摩擦力によって減速や停止します。
ブレーキは摩擦によって制動力を発生する装置なので、ブレーキシューが少しずつ削れていきます。
またネジが緩んだり、ワイヤーが伸びたりするので定期的な調整が必要です。
ブレーキ調整は初心者でもできる
ロードバイクのブレーキは、六角レンチとドライバーが入っている携帯用工具があれば最低限のメンテナンスが可能です。
ブレーキの効きやワイヤー調整、ブレーキシューの交換はロードバイク初心者でもそんなに難しくありません。
しかしブレーキレバーやブレーキの交換、ワイヤーの交換作業は一定水準以上の知識と経験が必要<で、安易に手を出すと安全性が損なわれてしまいます。
このような作業はプロに依頼したほうが安心できます。
ロードバイクのブレーキ調整方法
ブレーキ本体がしっかりと固定されているのか
まずはブレーキ本体がフレームにしっかりと固定されているのか確認しましょう。
ブレーキはネジでフレームに固定されていますが、度重なるブレーキングで緩んでいきます。
取り付けネジにレンチを差し込んで確認し、緩んでいたら締め直しましょう。
ブレーキワイヤーの調整
ブレーキワイヤーは使い続けるうちに伸びていきます。
伸びたワイヤーはブレーキレバーの遊びを大きくして、ブレーキの効きを悪くしてしまいます。
ブレーキレバーの遊びが大きくなってきたら、ブレーキに付いているアジャスターを手で回します。
適正な遊びになるようにアジャスターを回していけば調整完了です。
ブレーキアーチの調整
ロードバイクのブレーキは路面からの振動や度重なるブレーキングによって、ブレーキシューとリムの間隔が左右で差が出ることがあります。
こうなるとブレーキの片効きや引きずりを発生してしまうので、左右の間隔が均等になるようにブレーキアーチを調整します。
ブレーキアーチに付いているネジを右に回すとブレーキシューが右に移動して、左に回すとブレーキシューが左に移動します。
左右の間隔が均等になるまで微調整を繰り返してください。
