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ロードバイクで一番発生しやすくて困るトラブルがパンク
ロードバイクに乗っていると様々なトラブルに遭遇しますが、一番多いのがタイヤのパンクです。
ロードバイクのタイヤの特性上、完全にパンクをなくすことはできませんが、ある程度発生確率を下げることは可能です。
そこで今回は、ロードバイクのタイヤがパンクする原因と対策について紹介していきます。
ロードバイクのタイヤがパンクする原因とは
パンクといってもタイヤやチューブが裂けたり大きな穴が開く「バースト」や、小さな穴が開いてゆっくりと空気が抜けていく「スローパンクチャー」などいろんな種類があります。
それらのパンクには原因があり、正しく対処しなければパンク修理してもまたすぐにパンクしてしまいます。
鋭利なものを踏んだ
道路には小さな石やガラスの破片など鋭利なものが落ちています。
それらを踏んでしまうとタイヤを突き抜けてチューブに穴を開けてしまいます。釘や金属片、ワイヤーなども要注意です。
空気圧が足りないときに起こるリム打ちパンク
空気圧が低い状態で段差などを乗り越えるとタイヤとリムの間にチューブがはさまってしまい、ヘビが噛みついたような穴が開いてしまいます。
この穴は「スネークバイト」とよばれています。
タイヤとチューブの組み付けミス
タイヤを組み付けるときにチューブが正しい位置に収まっていない状態のまま空気を入れると、リムとタイヤの間にチューブがはさまってしまい、傷ができて穴が開いたり裂けてしまいます。
リムテープの不良や劣化
クリンチャーでリムにニップル穴が開いているホイールの場合、リムテープを装着してニップル穴をふさいでいます。
リムテープに不具合や劣化があると、こすれたチューブに穴を開けたり傷をつけてパンクしてしまいます。
ロードバイクのタイヤのパンクを予防する方法・対策
ロードバイクのタイヤは高い空気圧が必要ですが、充填空気量が少ないために短期間で空気圧が下がっていきます。
出掛ける前や少なくても週に1度は空気圧チェックをして空気を補充するようにしましょう。
ロードバイクのタイヤの適性空気圧はこちらの記事を参考にしてください。
段差を乗り越えるときは抜重する
ママチャリの感覚で段差に突っ込むとリム打ちパンクを起こしやすくなります。
段差を乗り越えるときはまずスピードを落とします。
フロントタイヤが段差を乗り越えるタイミングでハンドルを持ち上げるようにして、リアタイヤが段差を乗り越えるときはサドルからお尻を浮かせてタイヤに掛かる体重を抜いて通過するようにしましょう。
この体重を抜くことを「抜重」といいます。ロードバイクに乗るときは抜重を頻繁に行うのでぜひ覚えておきたいテクニックです。
パンクの修理方法をマスターしておく
ロードバイクのタイヤは常にパンクのリスクと隣り合わせです。
パンク修理セットを持たないまま出掛けたり、自分でパンク修理できないと人里離れた場所でパンクしたら帰ってこられません。
突然のパンクでも慌てることのないようチューブ交換を練習しておいて、出掛けるときはパンク修理セットを携帯しましょう。
ロードバイクのタイヤのパンク修理方法はこちらの記事を参考にしてください。